「喪中はがき」は自分の親族に不幸があった年に、「喪に服すため年賀状を出せないこと」を相手に伝えるお便りです。
年賀状のやり取りをしている友人や知人などには、「喪中はがき」を送るのがマナーとされています。
「喪中はがき」を送る必要がある親族の範囲、何親等までの身内の不幸で出すのか解説します。
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「喪中はがき」を出す範囲は2親等までが基本｜対象となる親族とは？
喪に服すために「喪中はがき」を出す親族の範囲は、一般的に「2親等以内」とされています。
2親等以内の親族とは、自分から見て、祖父・祖母、父・母、子、孫、兄弟姉妹です。
ただし、上記の親族に該当しない場合でも、故人を偲び、喪に服したい場合は「喪中はがき」を出しても問題ありません。
親族にも「喪中はがき」を出す？出すべき・不要なケースの違い
「喪中はがき」は親族同士であれば、葬儀に参加していたり、亡くなったお知らせが届いているかと思います。
相手には、どんな状況で年賀状を送れないのかがわかっているため、「喪中はがき」を出す必要はありません。
ただし、年賀状のやり取りをしている遠い親戚で、「葬儀に参加していない方」や「訃報が届いていない方」には、「喪中はがき」を出すことも選択肢の一つになります。
「喪中はがき」を出さないと関係が切れる？出すべき理由と配慮
年に1回だけ年賀状のやり取りをしている友人や知り合いの場合、年賀状のやり取りが一度途切れると、一生連絡を取り合わなくなる可能性もあります。
年賀状で年に1回、近況を伝えたり、連絡を保ち続けることは、友人との縁をつなぐうえで重要です。
「喪中はがき」を出さずに年賀状を受取り、相手に返信しない場合、縁が切れてしまう可能性があります。
そのため、年賀状を出せない理由を丁寧に伝える「喪中はがき」は、大切な配慮と言えるでしょう。
また「喪中はがき」を出せなかった場合、年明け後の「寒中見舞い」で新年の挨拶ができなかったお詫びを伝えることも可能です。
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まとめ
年賀状のやり取りをしている知人・友人と連絡が途絶えないように、「喪中はがき」は必ず送りましょう。
また、「喪中はがき」は、一般的に11月中旬から12月上旬までに相手に届くように送るのがマナーとされています。「喪中はがき」を届ける期限の詳細は以下をチェックしてください。
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